気圧の変化と自律神経

冬の方が夏よりも気圧が高いことを皆さんはご存知ですか?
天気予報で良く高気圧という言葉を耳にしていたためか、私はずっと逆だと勘違いしておりました。
実際に気象庁のデータを見させて頂き、月別の仙台の平均気圧を計算してみました。
今年の8月1カ月の平均は1004hPaで2月は1012hPaと、やはり冬の方が高いようです。

この気圧の変化と自律神経は密接に関係があります。
気圧が高い時には交感神経が優位の身体になり、気圧が低い時には副交感神経が優位な身体に変化します。

ちょうど今頃、身体の中で自律神経の切り替え作業が行われております。
今の季節ですと、副交感神経優位から交感神経優位への切り替えの時期です。

最近、体調が優れないなどの体調の変化がある方は、その切り替えの為の身体の準備が整っていないからと考えられます。

実際、私自身はこの数週間、便秘に悩まされ、先週は動悸があったりととても体調が優れませんでした。

交感神経は背骨と腰骨の一部から出ています。
最近の寒さで肩甲骨周りが固まり、噛みしめが強くなり顎関節周りが固まって、頭の位置がより前に出た猫背の姿勢が簡単に出来上がってしまいます。
これは、暑さから寒さへの切り替えでやむを得ず作られてしまうものです。

その背中の環境では、交感神経が上手く作動しないため、優位性の切り替えが出来ずに体調不良を招くのではないかと考えております。

身体のバランスを整えることが一番の対策だと思います。
自律神経の仕業ですから、様々な不調が予測されます。
不調をお持ちの方、是非ご相談ください。

ちなみに、私は、経口補水液とゼロトレで何とか不調を脱したように思います。

2018年10月30日