身体には「夏の身体」と「冬の身体」が存在しており、その切り替えの時期も定まっています

 

何となく体調が優れない時に「季節の変わり目だから…」と口ぐせになっておられる方は多いと思います。
この口ぐせどおり、実際に身体にはカレンダーが備えられております。
基本的な体調の変化はカレンダーでスケジュール管理されております。
そして身体には「夏の身体」と「冬の身体」が存在します。
夏の身体」=厳しい夏の暑さを乗り切る為の身体
冬の身体」=厳しい冬の寒さを乗り切る為の身体
夏の身体」と「冬の身体」は定まった日にチェンジしております。
夏の身体」から「冬の身体」に替わる日は「秋分の日」
冬の身体」から「夏の身体」に替わる日は「春分の日」
おそらく二十四節季ごとに身体はそれぞれの身体にシフトアップしていると考えます。
夏の身体」、「冬の身体」ごとに定まった身体の筋肉や関節の異常があらわれ、また内臓の面での変化が出てきます。
共通していることは、適当なメンテナンスをしなければ脱水方向に進むと言うことです。

夏の身体」=左半身に偏った筋肉、関節、神経面での異常を作り、心臓、肺、左側にある内臓(膵臓、左腎臓、脾臓、下行結腸~直腸まで)に少しずつダメージを与える。
自律神経の優位性では副交感神経が優位になります。
そのため免疫的にはウイルス感染により強く、細菌感染には弱い身体になってしまいます。

冬の身体」=右半身に偏った筋肉、関節、神経面での異常を作り、消化器内臓(特に回盲弁=大腸と小腸のつなぎ目の弁)のダメージを与える。
回盲弁の異常は大便の逆流などで毒素を体内に作り、それを排除する為に悪質な脱水を作りあげます。
9月後半からの脱水対策こそ重要です。
自律神経の優位性では交感神経が優位になります。
そのため末梢の血管が細くなり、手足への血流が少なくなり冷たく感じます。
また免疫的には細菌感染により強く、ウイルス感染には弱い身体になってしまいます。

体感による「冬の身体」の変化を説明いたします。
二十四節季の「秋分」から「冬の身体」への切り替えが始まり、約2カ月間かけて「夏の身体」の名残を処理します。
そして12月の「大雪」に完全に「冬の身体」へシフトチェンジして「冬至」に完成します。
翌年2月の「立春」までは身体にとってかなり厳しい変化を作ります。
特に両腕、背中と胸部の捻じれ現象が激しく、その結果、目、鼻、耳、口などの顔面にある粘膜を巻き込んで伸ばされてしまいます。
伸ばされきった粘膜はどうなる?
花粉やウイルスが侵入付着した粘膜は、本来粘液(鼻水、涙など)で排除しますが、その粘液が出ず、免疫活動の初期排除に失敗します。
その為白血球による排除が行われてしまい、結果として炎症反応が起こり、腫れや充血発熱などを起こし、過度に粘液があふれ出ます。
これはいわゆるアレルギー症状のように思いますが、如何でしょうか?

※2019年秋からこの発想にたどり着いており、体感した事を基に考えておりますので、日々内容は更新されます。
夏の身体に関しては夏場の体感で諸々分かる事があるはずですので、その都度更新いたします。